■収支計算書■




2011年度理事長所信


(社)指宿青年会議所
第38代理事長 今奈良 恵

スローガン

笑顔が生み出す心の絆
~JCを心から楽しもう~


基本理念

実施するすべての事業において、私たちが心から楽しむことで、笑顔溢れる事業を展開できるはずです。更にそこには、美しい心の絆が生まれると確信します。

理事長所信

 

○はじめに

私が青年会議所に入会したのには、2つの理由があります。一つ目は指宿をこよなく愛しているからです。私たちが生まれ育った大切な指宿。そして愛する両親が生まれ育った指宿だからです。両親を大切にする気持ちと同じようにこのまちを愛しています。だからこそこの愛の力を、このまちの為に費やしたい。そう思ったからです。
二つ目は自分磨きのためです。会社を立ち上げた当初、若い私には多くの苦労がありました。そして間もなくして自分自身を振り返ってみる機会を与えられました。果たして私は信頼できる経営者なのだろうか、このまま自分の仕事をこなしていくだけで人として成長できるのかと。そこで以前から誘われていた指宿青年会議所に入会したのです。そして青年会議所のメンバーとして活動する中で、仕事にも通じるお金では買うことが出来ない大きなものを得る事が出来ました。それが数多くの事業に参画し得られた経験や知識と、友情と言う宝です。
事業を通して楽しみながら活動する事の素晴らしさをメンバーに伝えたい。そしてもっと多くの市民にもまちづくりの楽しさを伝えたい。そんな気持ちが強くなり今年度、理事長を受けることを決心致しました。

○観光都市・指宿

指宿の在り方を考えた時、一番に思い浮かんだのが観光です。
指宿は全国に観光都市としてその名を轟かせ、年間300万人の方をお迎えしています。それは豊かな自然と、それが育んだ文化と資源があるからにほかなりません。しかし、私たちはその資源や文化についてどのくらいの知識があるのでしょうか。そしてその事を、指宿を訪れた方におもてなしの心を持ってお伝えする事が出来るでしょうか。
観光とは「光を観る・魅せること」です。観光に対する意識を持つためには、訪れた人々に指宿の魅力をより効果的に伝えられるようなおもてなしの仕方を考える必要があります。そのために、まずは私たちが指宿についての知識を身につけ、指宿の魅力を学び感じてみること、そしてこの地域に住むことへの誇りと自信を再認識することで、たくさんの情報を観光客に伝えたいと言う熱意と共に、おもてなしの心が生まれると考えます。
指宿を訪れる方も、指宿に住んでいる市民も感動出来るまち。それが実現したときに、指宿市は観光都市として成り立ちます。そして市民はまちに誇りをもって暮らし、心豊かなまちとなるはずです。「明るい豊かなまちづくり」を掲げる指宿青年会議所にとって、観光は重要な課題の一つなのだと考えます。

○心に残る事業を

昨年度行なった「中学生によるマニフェストまちづくり型提案事業」は心に残る事業のひとつでした。中学生と一緒にまちを歩き、さまざまな事を調査して取りまとめ、市民に発表し市長に提案する。この事業を通してとても考えさせられました。中学生の時からまちづくりに携わる事で様々な事に対する参画意識の向上に繋がり、そして商店街の方や私達も中学生と同じ目的を持つことで市民同士の連帯感が生まれたと実感しました。
以前、参加した青少年事業で、あるメンバーが参加した子供たちに述べた言葉を思い出します。「私は子どもの頃、青年会議所が主催する青少年事業に参加しました。その時の感動を今でも覚えています。大人になった時、今度は君たちが子どもたちに感動を与えられるような活動をして下さい。」この言葉は、青少年事業をする上で究極の言葉だと思います。「自分が大人になったら同じようなことをしたい!」と感動を共有出来るような事業を行なうことが、子どもたちの愛郷心を養う事にもなり、指宿の発展にも繋がると信じています。
またマニフェスト検証についても、青少年に住みよいまちを継承していくために必要な事だと考えます。指宿青年会議所は2006年からマニフェスト検証や公開討論会、そして中学生によるマニフェスト型提案事業と多くの事業を行って参りました。大事なことは、市民にとって何が必要なのか現状を調査し、どこか訂正するべき点は無いなのか、それがあれば改善する為にどういう運動をしなければいけないのかと言う事だと思います。それには、地域やそこに暮らす市民のためを思い、青年会議所メンバーが自信と誇りに満ちた活動を率先して行うことだと考えます。

○次の世代に残す伝統

他の団体との連携は元より、指宿市に在住するすべての人々とともに、このまちを盛り上げ活性化していくためにはどうすればいいのでしょうか。
現在、まちづくりを目的とする団体が指宿にも数多く存在しています。目的が同じならば共に手を取り、共に努力していくことが一番の近道なのではないのかと考えます。
その中で祭は他の団体や市民、行政と協働して取り組み、絆や交流を深める手段の一つです。一昨年前から指宿温泉祭を盛り上げるべく他の団体と連携し、伝統のある祭り、誇りある祭りにしようと努力しています。伝統は誰かが始めなければ伝統にはなりません。次の世代に素晴らしい祭りを継承し伝えていく事が私達に課せられた使命なのだと考えます。
まちをより良くするためには、人と人との繋がりはとても重要であり、まちづくりをするに当たって必要不可欠であると考えます。青年会議所運動は、地域諸団体・市民・メンバー間の協力無しでは成り立ちません。常に外部との交流を行い、情報を共有化することが大きな力へとなるはずです。そのことでメンバーも刺激を受け、更なる活動を展開していく事が出来ると信じています。

 

○まちづくりはひとづくりから

指宿青年会議所は誕生してから37年間、先輩方は時代の変化にあった青年会議所運動を展開してきました。それはまちを純粋により良くしたいと熱い気持ちで活動して来られたからこそ、存在し続けているのだと思います。
指宿青年会議所は、ここ4年間で多くの新たなメンバーが入会しました。活動するうえで、メンバーを増やす事は重要な課題です。まずは会員を増やし、たくさんのメンバーと共にまちを盛り上げ、地域に誇れる事業を展開したいと考えております。また指宿青年会議所はいままで素晴らしい事業をたくさん実施しています。市民の方々に私達の活動を広く知って頂く事も、会員の増加さらには私達の行う事業にも関心を持っていただけるのではないかと思います。そして今年も時代にあった魅力ある会員研修を実施して、先輩方が築き上げてきた歴史に誇りをもって参画していただけるようなJAYCEEを育成する研修を行って参ります。私はこれまで、JC活動を通してさまざまな事を学び経験する事が出来ました。
時に泣きたくなる事だってありました。しかしそれを乗り越え、一つの事業を達成した時の嬉しさや楽しさは、メンバーの笑顔溢れる幸せの瞬間を感じる事が出来ました。私たちが実施するすべての事業において、まずは率先してまちづくりに参画し、自らが心から楽しむ事で、笑顔が溢れる事業を展開できるはずです。そこにはまちに欠かせない良い事業が出来ると確信していますし、更に美しい真の絆が生まれると信じています。

 

○最後に

私たちはこの指宿青年会議所という組織の下に出会い、共に行動し活動しています。この出会いは数多くの偶然を重ねめぐり会えた奇跡の出会いに他なりません。来年一年間理事長として活動させて頂く中で、やらなければならないと言うプレッシャーも感じています。しかし私には現役メンバーに4名もの歴代理事長と、志を同じうする多くのメンバーがいます。こんなに心強い事はありません。
指宿青年会議所は設立から37年経ちました。38年目で初めての女性理事長となります。しかし女性だからではなく、私だからこそ出来るまちづくりをしたいと思っています。そして楽しくて笑顔の絶えない一年にしたいと思っています。
私たちの絆がまちづくりの原動力となり、優しさと愛に満ちた豊かな指宿の未来に繋がることを信じ、積極的にまちづくりに取り組んで参りましょう。

基本方針

    1. おもてなしの心醸成と、観光資源の認識と発信
    2.  未来に夢を抱き、次世代を担う青少年の育成
    3. マニフェスト・サイクルの推進
    4.  積極的な会員拡大と参画意識の向上に導く為の研修
    5. 地域各諸団体との幅広い連携の構築と祭への参画推進
    6.  公益社団法人格取得に向けた調査・研究、定款諸規定の見直し等の準備